今回は、「最初からMRの副将(純MR)」と「MRアバターの副将」を比較していきます。
「MRアバターは純MRよりコストがかかる」とよく言われますが、具体的に何が違うのでしょうか?
実は入手コストだけでなく、登用後の「育成」においても大きな違いがあります。
これから副将を登用しようと考えている初心者の方は、ぜひ参考にしてください。
入手コスト
まずは、登用(入手)にかかるコストから比較をしていきます。
結論から言うと、「MRアバターの元となる副将を持っているかどうか」で大きく変わってきます。
純MR
最初からレアリティがMRの副将には、登用までに必要な絆が「200の副将」と「240の副将」がいます。
どちらも純MRという枠組みの中ではありますが、狭義では「必要な絆が200の副将」が純MRとして扱われます。
- ガチャ回数(期待値):約260回
- (すべて元宝でガチャを引いた場合の)必要元宝:約77,500元宝
- ※絆の水引を毎日150元宝で購入していけば、購入した分だけ安くなる
聖MR(MR聖)
公式で明確に聖MRという呼称があるわけではないですが、レアリティのマークに「聖」の文字があったり聖霊覚醒スキルを所持していたりするため、絆が200の副将と区別する場合R聖MRと呼ばれることが多いです。
必要な絆が240の副将は聖MR、200の副将は純MRといった感じで区別されます。
登用コストを考える場合、違いは必要となる絆が200から240になるだけですので、登用コストは1.2倍で見積もればOKです。
- ガチャ回数(期待値):約310回
- (すべて元宝でガチャを引いた場合の)必要元宝:約93,000元宝
- ※絆の水引を毎日150元宝で購入していけば、購入した分だけ安くなる
段階報酬がある場合、ガチャをすべて絆の水引で引くのではなく、30,000元宝を使って段階報酬を進めて絆の水引をもらうことをおすすめします。
MRアバター
MRアバターとは、既存の副将が衣装を変えてレアリティを上昇させた姿です。
アバターの入手コストだけでなく、元となる副将の登用コストも必要となります。
(入手できる順番は、元の副将→アバターの順で固定となります。)
すでに本体を登用済みの場合、
- ガチャ回数(期待値):約190回
- (すべて元宝でガチャを引いた場合の)必要元宝:約57,000元宝
- 幸運券・割引券の枚数によってさらに減少(幸運券が10枚以上あれば、40,000元宝以内で登用できる可能性も)
ただし、これはUR閃まですでに登用済みの場合です。
まだ元となる副将を登用していなければ、2倍以上のコストがかかります。
- 本体がUR閃の場合:追加でガチャ約280回(合計で約470回)
- 本体がURの場合(UR閃アバター+MRアバターが必要):合計で約570回
- 本体がSSRの場合(すでにSSRを入手済みとする):合計で約470回
すでにUR閃まで登用できていれば純MRよりも安く登用できますが、
その前から登用しようとすると多くのコストが必要となります。
イチから集めるなら「純MR」「聖MR」の方がお得に登用できます。
すでにアバターの本体を登用済みであれば「MRアバター」の方がお得になります。
性能面
かつてはMRアバターと純MRでは性能面で大きな差がありました。
新キャラ(純MR)を贔屓するため、わざとMRアバターの性能を控えめにしていたのでは?と言われていたほど。
そしてその差は、MR聖の副将が登場してからさらに大きくなっていました。

純MRが時代遅れとも言える性能になりつつありますので、よほどの理由がない限りは聖MRを優先すべきだと言えるでしょう。
ところが最近ではMRアバターの性能も純MRクラスになっており、一部のMRアバターはMR聖クラスの性能を持っていることも。
具体例を挙げると、孔明のMRアバターがアタッカーとしてもバッファーとしてもかなり優秀です。
最近のMRアバターであれば性能面での心配は不要ですが、後述する育成面でのハードルには注意する必要があります。
育成面
性能面ではMR聖にも匹敵するレベルになってきているMRアバターですが、「戦力として完成するまでのステップ」に明確な違いがあります。
それは、「MRアバターはあくまでも既存副将の強化版である」という点に由来します。
これが育成面でどういった違いになるかですが…
覚醒を進めることで開放されるパッシブスキルを比較してみましょう。
聖MRの場合

聖MR副将の場合、基本的に覚醒+5のタイミングで「聖霊覚醒」という強力なパッシブスキルが開放されます。
復活や致命傷無視、敵を撃破したときに発動する効果など、かなり強力な効果が覚醒+5の時点で開放されます。
覚醒+7でもステータスが大幅に上昇したり、出陣時に特定の状態を付与する効果などを発動できるようになりますが、
無理に覚醒+7まで育成しなくとも、覚醒+5まで覚醒を進めれば充分活用できたりします。
神髄丹が足りない場合でも覚醒+5でそこそこ活躍してもらえるので、神髄丹が集まるまでの間も一緒に戦えていいですね。
バッファーの場合はたいてい覚醒+5まで育成すれば復活もしくは致命傷無視のスキルが開放されます。
そこまで解放されていればバッファーとして充分活躍できるケースが多いため、育成素材を節約できるのはメリットと言えるでしょう。
MRアバターの場合

先述した通り、MRアバターはあくまでも今までに実装されていた副将の強化となります。
そのため各種スキルについても、既存のスキルをベースとして強化されたものとなります。
そしてUR閃までの副将は、覚醒+1~+5までに解放されるパッシブスキルは攻撃力や体力値といったステータスアップなどがほとんどです。
MRアバターになってもそれらのパッシブスキルはある程度強化されるだけとなっています。
そのため、「MRクラスのパッシブである復活や致命傷無視、出陣時にバフがかかるような効果」については、ほぼ確定で覚醒+7のパッシブスキルに集約されることとなります。
(覚醒+1~+5の説明文をまとめても、覚醒+7の説明文のほうが長いくらいです)
この結果、MRアバターをしっかり活用させようとした場合、覚醒+7まで育成させることが不可欠となります。
特にアタッカーの場合は覚醒+5で止めてもステータスが高くなるだけで、
MRらしさが無い覚醒+6以下では活躍の目はほとんど無いといってもいいでしょう。

張飛のようにUR閃時代から復活が可能だった場合、例外的に覚醒+5のスキルが超強化されます。
サポーターについても、復活などの効果は基本的に覚醒+7にならないと解放されません。
サポーターにまで神髄丹を用意するのは正直かなりハードルが高いですので、
育成素材が足りないうちは、いっそパッシブスキルの開放は諦めておいた方がいいかもしれません。
もともと該当するUR閃副将を育成済みで覚醒も進んでいれば、そこからMRアバターと覚醒+7まで進めるハードルは低めになります。
ですが、副将の本体から登用し、さらに覚醒+7まで育成するのは正直かなりハードルが高くなっています。
それなら聖MRを登用して覚醒+5まで育成して活躍してもらい、可能になったタイミングで覚醒+7にするというプランも現実的なのではないでしょうか。
最後に
いかがでしたでしょうか。
今回はMRアバターと純MRの比較を行ってきました。
新しく副将を獲得する場合、純MRよりもMRアバターのほうが登用コストが高く、活躍できるまでの育成ハードルも高くなっています。
すでにMRアバターの本体を入手・育成済みであればMRアバターはお得ですが、
イチから入手する場合はハードルが高めになっていることを理解したうえで登用を検討することをおすすめします。
