今回は放置少女におけるインフレ問題について考えます。
といってもインフレは副将の戦力や強さだけで起こっているものではありません。
具体的にどこでインフレが起こっているか、その中身を確認していきましょう。
副将のインフレ
副将のレアリティ
まずは言わずもがな、副将自体のインフレが進んでいます。
ぱっと見で分かりやすいレアリティの部分だけで見ても、
小生が放置少女を始めたころは最高レアリティが「UR閃」の時代でした。
それが2021年7月に上位のレアリティ「MR」が実装されることが発表されました。
そこから2年たった2023年の6月には登用に必要な絆が240の「ブリュンヒルド」が実装され、
実質的な新規レアリティ「聖MR」が運用されることとなりました。
ここからは皆さんの記憶にも新しい2025年12月、
新たなレアリティ「EX」とEX副将が実装されることとなりました。
レアリティ上昇による副将の育成
副将のレアリティが上がるにつれて、もちろん副将の性能も強くなってきています。
覚醒値の上昇、パッシブスキルの増加
UR閃副将までは覚醒の上限が+6まででしたが、
MR副将からは+7まで覚醒できるようになりました。
覚醒できる数が増えることで、副将のステータスもそれだけ大きく上昇することになります。
また、覚醒+7でも追加でパッシブスキルが解放されることとなります。
UR閃副将は3つだったパッシブスキルが、MR副将以降は4つとなりました。
育成上限値の上昇
レアリティが上昇したことで、育成丹などを使う育成における育成上限も変わりました。
この育成上限値の倍率は副将のレアリティによって決まっていて、
UR閃副将は2倍、MR副将は2.4倍、EX副将は2.8倍となっています。
この数値に比例して、育成上限値も高くなっていますので、
EX副将の育成できる上限はUR閃副将の1.4倍、MR副将の1.15倍になります。
仮にMR副将で筋力値を24万まで育成できる状況なら、EX副将なら28万まで育成できるということです。
上限まで育成することは実際難しいとしても、
高級育成丹でのオート育成で育成できる50%で考えても2万の違いが出てきます。
副将の強さや性能
副将のレアリティに関連する部分以外でもインフレは進んでいます。
分かりやすい部分だと、復活や致命傷無視を発動できる回数でしょうか。
UR閃の時代では、ごく一部の限られた副将しか復活できるスキルを持っていませんでした。
MR第1弾のカエサルでさえ復活などは持っていませんでした。
実装時点では最強と言われていた欧治子ですら、致命傷無視は1回しか発動できませんでした。
ところがEX副将まで実装され始めた現在、
4回くらいは当たり前のように復活や致命傷無視できる副将がどんどん登場しています。
スキル自体がより強力になっていたり、状態異常耐性や耐性無視などの数値も全体的に高くなってきています。
どちらも100%以上の数値が基準のようになっていて、届かない過去の副将は完全に置いてけぼりを食らっています。
火力のインフレももちろんですが、それ以上に受けるダメージを減少させる効果のインフレが進んでいます。
もともとはダメージカットができる副将はかなり限られていたのですが、
今では常時80%以上ダメージ減少できる副将が増えており、状況によっては95%減少させられる副将も実装されています。
こんな副将に、ダメージ減少を持たない過去の副将が勝てるはずもありません。
装備のインフレ
副将だけでなく、装備についてもインフレが進んでいます。
かつて装備品は日月神装備と混沌装備が上位レアリティでした。
その時代は装備品のレベルは上限が150となっていました。
その後装備品レベルの上限が200まで引き上げられると同時に「深淵装備」が実装されました。
日月神装備はそのままレベル200まで進化させることができますが、
混沌装備のレベル上限は150のままで、そこから深淵装備に進化することで200まで進化可能になりました。
そこから2022年5月24日、体験サーバでの先行体験を経てMR装備である「聖淵装備」が実装されました。
といっても体験サーバでの先行テストプレイやアンケートがまだ終わっていない状況で、
実装されたタイミングではかなりのブーイングが出ていたことを覚えています。
聖淵装備が追加されたことで、「聖淵ステータス」という更なる装備のステータスが追加となりました。
全ての副将で「攻撃力ダメージ」と「筋力/敏捷/知力ダメージ」を出せるようになっただけでなく、
「物理バリア/法術バリア」という新たなシステムも追加されました。
これにより、副将の装備品を揃えるハードルがかなり高くなることとなりました。
副将・装備の入手ハードルのインフレ
副将や装備のレアリティは上昇してきましたが、入手難度もそれに伴い上昇しています。
副将の入手ハードル
UR閃、MR、聖MR、EXそれぞれの副将をガチャから直接登用する過程を考えていきます。
(ここではアバターについては除外します)
UR閃副将の登用には180の絆を集める必要があり、
MR副将だと200、聖MRとEX副将の場合は240の絆を集める必要があります。
ガチャを引いて入手できる絆の確率や数はUR閃~EXまで同じなので、
単純に必要となる絆が増えた分だけ値上がりしていることになります。
(聖MRとEXの副将は、UR閃副将の4/3倍)
装備の入手ハードル
聖淵装備(MR装備)を入手するためには、MR結晶・神髄精華という2種類のアイテムが必要です。
MR結晶は、深淵武器を聖淵武器にする際に必要となります。
装備品レベルに関係なく、武器であれば30個、他の部位であれば20個が必要です。
神髄精華は聖淵装備を高いレベルに進化させる場合に必要です。
装備品レベルが高くなるにつれて、必要な神髄精華の数も増えていきます。
下記は各レベルの聖淵装備を入手するために必要なMR結晶と神髄精華の数の一覧です。
深淵装備から聖淵装備への進化は装備品レベルに関係なく可能ですが、
Lv150で進化させてもLv200で進化させても、最終的に必要となる神髄精華の合計はレベルによって決まっています。
聖淵装備の入手に必要なアイテム合計
| 装備品レベル | MR結晶 | 神髄精華(合計) | 次のレベルまで |
| Lv. 150 | 専属武器:30個 それ以外:20個 |
0個 | 20個 |
| Lv. 155 | 20個 | 20個 | |
| Lv. 160 | 40個 | 20個 | |
| Lv. 165 | 60個 | 25個 | |
| Lv. 170 | 85個 | 25個 | |
| Lv. 175 | 110個 | 25個 | |
| Lv. 180 | 135個 | 25個 | |
| Lv. 185 | 160個 | 30個 | |
| Lv. 190 | 190個 | 30個 | |
| Lv. 195 | 220個 | 30個 | |
| Lv. 200 | 250個 | ー |
戦役・ボスステージなどのインフレ
戦役やボス戦のステージもインフレが発生しています。
戦役ステージ
もともと戦役ステージが190までだった頃は、戦役に登場する敵は通常攻撃しかしませんでした。
HPなどの基礎ステータスは高いが、スキルや状態異常耐性を持たないため、
パーティーさえ用意できれば、あとは火力の問題で押し切れるようになっていました。
191ステージ~195ステージが実装されると、敵がこちらの有益状態を解除する全体攻撃スキルを使ってきます
UR閃までが使う有益状態は基本すべて解除されてしまうため、MR以上が使う聖護状態の採用が必要不可欠となりました。
状態異常耐性も持つようになったため、状態異常耐性無視のステータスも重要となってきました。
196ステージ以降では敵が[攻心]状態で登場するため、デバフや有益状態が完全に封じられてしまいました。
この時点ではUR閃以下の副将はほぼ封じられたことになります。
ボスステージ
こちらも190ステージまでは割とシンプルで、
ボスが対象3名の範囲攻撃を1回してくるだけでした。
ですが191ステージ以降では取り巻きもスキルを使用してくるようになりました。
191~195では取り巻きの一番上が全体攻撃をしてくるようになります。
さらにボスには[戦意]状態がついたことで、遁甲による転嫁ダメージなどが通じなくなりました。
196ステージ以降では戦役と同じくボスが[攻心]状態で登場します。
[攻心]によってデバフが効かないだけでなく[窮途]状態にもできなくなります。
特にボス戦ではボスが復活するようになるのですが、[窮途]で復活を阻止することができません。
訓練所ステージ
インフレが進んだのは、戦役・ボスだけではありません。
訓練所でも同様にインフレが進んでいます。
分かりやすい部分は訓練所36-1からでしょうか。
ここから3チーム編成が必須となりますので、一気に難易度が上がります。
そうでなくても34-9から敵もMR副将が登場し、罪悪状態などを使ってくるようになります。
こちらの副将がインフレしているので、敵もインフレしていくのは当然のことかもしれません。
入手コストのインフレ
これまでは副将や装備、ステージといったシステム面を中心とした話でしたが、
ここからは実際の我々の収支に関わる部分を確認していきます。
副将の登用コスト
まずは副将1名を登用するのに必要なコストを確認してみましょう。
現状での最高レアリティはEXですので、EX副将を登用するコストを考えてみます。
基本的な登用コストは過去の記事でも書きましたが、
聖MR副将では登用までにガチャ約310回、およそ93,000元宝が必要となる計算でした。
EX副将の場合も必要な絆やガチャで入手できる絆の数に変わりはないため、同じ数値として計算します。
では、昔はどうだったでしょうか。
かつてはUR閃副将が最高レアリティでしたので、こちらで計算してみましょう。
UR閃の副将は登用に必要な絆の数が180でした。
そしてガチャで入手できる絆の数や確率は変わりません。
ということは、UR閃副将はEX副将の3/4のガチャ回数で登用できるという計算になります。
ガチャの回数で言うと230回、元宝で言うと約69,000元宝となるでしょうか。
こうして比較すると、UR閃副将のほうが2万元宝も安く登用できるということになっているようです。
MR以上の副将は絆の水引を安く買えるから、そっちのほうがお得だという意見もあるかと思います。
確かに絆の水引を半額で買いためていけば最終的に安く登用することは可能です。
ですが、それは一体いつのことになるでしょうか。
絆の水引を半額で買えば150元宝お得になる、というように言い換えてみましょう。
仮に絆の水引を310個用意して、実質半額でEX副将を登用できるという状況になるためには、
1日1個絆の水引を買えるとしても310日かかります。
(実際には火曜日など1日2回買えるタイミングもありますが、それでも約270日かかります)
UR閃副将とEX副将の差である12,000元宝の差を埋めようとした場合でも70~80日必要です。
70~80日に1回EX副将を登用できるくらい元宝を集められるなら、UR閃副将と同じくらいのコスパでEX副将を登用できる計算です。
(個人的には正直これでも厳しい気がしますが・・・)
もし課金でUR閃を登用すると言った場合は、名将の聖晶などのアイテムが追加されたことで安く登用可能になってきています。
課金額が少ないユーザーにとっては、奇麗多彩などのガチャが増えた分で無料ガチャを活用してコツコツ引くしかありません。
装備品の入手コスト
次は装備品の入手コストです。
混沌装備が最上位装備だった時代だけでなく、
深淵装備が追加されたタイミングでも入手コスト自体はそこまでインフレしていませんでした。
レベル上限が150から200になったのとUR閃結晶が必要になったとはいえ、
UR閃結晶は闘技場や皇室のショップで購入できるアイテムです。
そのためレベル上限が上がった分だけ混沌装備の欠片が増えるのみで、順当なインフレだといえるでしょう。
ところが聖淵装備が登場したことで、コスト問題は大きく変わりました。
聖淵装備の入手にはMR結晶と、さらにLv155以上に進化させるには神髄精華が追加で必要となりました。
MR結晶
聖淵装備の作成には、MR結晶が必ず必要です。
専属武器の聖淵化には30個、武器以外の部位は20個のMR結晶を使います。
MR結晶は11,800円課金して20個購入するか、
星の羅針盤ガチャで(天井の)80回までガチャを引けば手に入る星願石を2個集めて交換するかが必要です。
星の羅針盤ガチャで80回引く想定なら星願石1個あたり24,000元宝、
星願石2個なら48,000元宝を確保したうえで星の羅針盤ガチャを引きに行く必要があります。
(実際には80回引く間に星願石が出るタイミングもあるので、もう少し安く入手できるケースが多いですが…)
一応イベントなどでも入手できる機会はあるものの、その量はかなり少ないという印象です。
神髄精華
聖淵装備をレベル155以上に進化させていくためには、MR結晶以外に神髄精華が必要となります。
神髄精華は、鍛造石とほぼ同じシステムのガチャで入手できます。
レベルによって必要な神髄精華は変わり、
装備品のレベルが170なら110個、レベル200の場合は250個の神髄精華が必要となります。
仮に副将1人の装備6か所を聖淵装備LV200にしたい場合、1,500個もの神髄精華が必要です。
神髄精華を効率的に入手していくためには、神髄工房で無料回数も活用しながらガチャを引いていくことが有効です。
神髄精華を安く集める効率的な方法は、ガチャが終了する日の10時までに10回目までガチャを引くことです。
この方法なら1,500~1,800元宝で神髄精華12個、神髄精華1個あたり125~150元宝を入手できることになります。
無料ガチャの回数が少ない火曜日~金曜日の期間でも、他の方法より安く神髄精華を集められます。
深淵装備と聖淵装備のコスト比較
聖淵装備の入手コストを深淵装備と比較した場合、MR結晶と神髄精華が追加で必要となります。
武器以外でLv200の装備を1つ作ろうとした場合は、MR結晶20個、神髄精華250個が追加で必要となります。
MR結晶20個星の羅針盤ガチャでの天井48,000元宝、
神髄精華1個あたり150元宝で計算して、250個で37,500元宝。
ガチャでもう少しいい結果が出たとしても、7.5万元宝くらいが必要となる計算です。
ちなみに少女の出会いで混沌装備・深淵装備を入手する場合、
ときめきメモリーズをフルに使えば返礼1つあたり5,000~6,000元宝くらい、
レベル200に必要な欠片を集めるには返礼11個で約60,000元宝でしょうか。
深淵化に必要なUR閃結晶は闘技場や皇室で無料で入手できるのでコストを無視するとした場合、
Lv200の深淵装備と聖淵装備では2倍以上コストが違っています。
入手できる元宝のインフレ
副将と装備について入手コストを確認すると、確かにインフレが進んでいました。
では、使う方ではなく手に入る元宝の量は増えているのでしょうか。
デイリー任務で入手できる元宝
放置少女では、毎日任務をこなすことで決まった元宝を入手できます。
高速戦闘や副将育成などをこなせば最大で60元宝、
それとは別に活躍度を130まで集めることで260元宝集まるので、
合計で1日最大320元宝を入手できます。
かつてはデイリー任務で最大120元宝しか入手できませんでした。
これに比べれば倍以上の元宝を集められるようになっています。
月間ログインで入手できる元宝
月間ログインでは、ログインした日付に応じたアイテムを入手できます。
中には100~150元宝入手できる日もあるほか、
1か月のうちに25日間ログインすれば、さらに1,200元宝を入手できます。
合計すれば、1か月で最大1,700元宝入手できるようになっています。
こちらの月間ログインは以前から開催されていました。
細かい部分では入手できる元宝は変わるかもしれませんが
ここでは月間ログインで入手できる元宝の量は変わらないとしておきます。
十日活躍(過去のイベント)
かつては「十日活躍」というログインボーナスが2週間ごとに開催されていました。
10日ログインすることでSSR副将の絆のほかに1,200元宝も入手することができていました。
1か月で最低2回開催されるため、毎月2,400元宝を入手できる計算でした。
デイリー任務と月間ログインの合計で考えると、
現在は1か月(30日の場合)で9,600元宝、かつては6,000元宝となるため、
昔よりも入手できる元宝は多くなっています。
願い返し
願い返しでは、元宝を消費することで1.2倍~2倍の元宝を入手できます。
最大の30,000元宝まで消費すれば、消費した分を差し引いても最低6,660元宝増やせるイベントです。
運が良ければ30,000元宝増える可能性もありますが、実際そこまで増えることはなく、
7,000元宝くらい増えると思っておくくらいが精神衛生上いいかと思われます。
最近ではまれに最低1.3倍の願い返しが開催されることがあるものの、
最低1.2倍というのは相当昔から変わっていないはずです。
そのため願い返しで入手できる元宝の量は昔からほぼ変わっていないといえるでしょう。
月のギフト
一度1,000円ほど課金することで、30日間毎日170元宝を受け取れます。
この月のギフトが放置少女で最も課金効率が優秀な課金アイテムですし、
経験値や高速戦闘のボーナスなどもあるため、課金するなら最優先となるアイテムとなっています。
かつては月のギフトは1か月980円で、毎日160元宝がもらえるようになっていました。
20円値上がりはしているものの、30日で合計300元宝多くもらえるようになりました。
入手元宝のインフレ
他にも元宝の入手手段として変化している部分はあるでしょうが、
主要な元宝の入手方法を紹介しました。
ここまで見て、入手できる元宝の量は増えているでしょうか。
もしくは昔に比べて手に入る元宝の量は多くなったと感じているでしょうか。
手に入る元宝自体が増えたという感覚がないというユーザーが多いのではないでしょうか。
(昔より課金額が増えたから元宝が増えたと言われると何も言えませんが・・・)
インフレまとめ
今回は放置少女のインフレについて振り返ってみました。
こうして確認すると、副将や装備が強くなったのにあわせて入手コストも上がっていますが、
それに対して入手できる元宝の量については明確に増えていません。
ですので、副将や装備の入手ハードルは相対的に上昇していると言えるでしょう。
収入は変わらないが支出ばかりが増えていく・・・なかなか辛い状況ですね。
かつてから副将選びは慎重にという戦略は重要でしたが、より慎重になる必要があるのかもしれません。
