今回は装備の鍛錬について解説していきます。
- 「そもそも鍛錬とは何か」
- 「何のために鍛錬をするのか」
- 「どこまで鍛錬を厳選すればよいか」
こういった疑問にお答えしていきたいと思います。
後半には具体的な鍛錬の進め方についても紹介していきます。
初心者の方は鍛錬をする目的について見ていただき、
放置少女に慣れてきたら具体的な鍛錬の方法についても確認していただければと思います。
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鍛錬とは?
まずは鍛錬がどういったものかをご紹介します。
鍛錬とは「装備品の付加ステータスの割り振りを変える作業」です。
装備品には付加ステータスと呼ばれるステータスが設定されていて、
この数値の分だけ装備した副将の基礎ステータスを上昇させる効果があります。
この付加ステータスは低レアの装備を除けば4つのステータスに割り振られていて、
それらの合計は装備品の種類とレベルによって決まっています。
鍛錬の目的とは
次は鍛錬をする目的について確認しておきましょう。
鍛錬をする目的は、
「装備品の付加ステータスを特定のステータスに偏らせること」です。
副将によってほしいステータスは変わってきますので、
限られた付加ステータスを欲しいステータスに寄せていくのが鍛錬の目的です。
鍛錬していないと効果が薄いステータスにも割り振られた状態ですので、
職業ごとに決まっているメインステータスに寄せたり、
体力に偏らせたりすることで付加ステータスを有効活用させるのです。
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体力値に特化させるようなことも可能です(^^)
宝石と考え方は同じ
宝石などでも同じような考え方がされています。
同じ装備品に7つも8つも宝石をつけられればいいのですが、
実際には最大4つまでしか装着できません。
そのため装着させる宝石を取捨選択していく必要があります。
例えば武将の場合、宝石も(敏捷・知力より)筋力を優先させる
例えば武将に装備させる宝石で考えてみましょう。
武将が装備する装備品(武器・盾・指輪)であれば筋力の宝石を装着するでしょうが、
敏捷・知力の宝石を装着させることはほとんどないと思います。
それは武将のメインステータスである筋力を優先させる一方で、
メインステータスではない敏捷と知力の宝石は優先順位が低いからです。
敏捷と知力よりも最大攻撃力や最小攻撃力、物理防御貫通や会心値が優先されるので、
あえて敏捷や知力の宝石を装着させることは少ないと思います。
鍛錬でも武将の場合は(敏捷・知力より)筋力を優先させる
鍛錬でも同様で、
限られた付加ステータスを不要なところから必要なところへ割り振るために行います。
武将であれば敏捷・知力よりも筋力・体力の方が優先度が高くなるので、
付加ステータスをなるべく筋力や体力に寄せていくことが鍛錬の目的となります。
序盤はあまり鍛錬を追求しなくてもいい
とはいえ序盤はあまり鍛錬の数値を追求する必要がありません。
というのも装備品のレベルやレアリティが低いと付加ステータスも低いですので、
鍛錬でステータスを寄せる恩恵も少ないからです。
例えばLv100の王者の鎧を例にすると総付加ステータスは4,290です。
この装備で鍛錬して付加ステータスを偏らせたとしても、
1,000くらいのステータスがせいぜい2,500とか3,000とかになるくらいですので
正直それほど大きな差にはなりません。
ところがLv195の聖淵武器だと総付加ステータスは60,000以上となり、
鍛錬するかどうかで2万以上メインステータスの数値が違ってくることになります。
こういった点からも本格的な鍛錬は装備のレベルが高くなってからにして、
しばらくは通常鍛錬を軽く実行するくらいでもいいかと思われます。
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しばらくは練習のつもりでやってみましょう。
鍛錬の注意点
ここで鍛錬に関する注意点を2つご紹介します。
1つ目は「鍛錬は取り返しがつかない要素であること」
2つ目は「装備を進化させると鍛錬はリセットされること」
そして3つ目は「Lv105以上の装備だと体力に上限が設定されること」です。
鍛錬は取り返しがつかない
鍛錬は基本的に取り返しがつきません。
鍛錬による結果は最後に鍛錬した時の数値しか保存されません。
そのため鍛錬ボタンを押した瞬間に今までの鍛錬の結果は消失してしまいます。
鍛錬した結果が悪かったから前の数値を採用したいという場合や
間違って鍛錬したから元に戻したいという場合も元に戻すことができません。
そのため鍛錬する時には注意が必要です。
なかなか希望の数値が出ないからといって鍛錬ボタンを勢いよく連打していると
いざ希望の数値が出た時に連打が止まらず行き過ぎてしまったりします。
装備品を進化させると鍛錬はリセットされる
進化できる装備品の場合、進化させたタイミングで鍛錬がリセットされます。
元宝まで使って専属武器などを鍛錬したとしても、
進化させるともう一度鍛錬をやり直すことになってしまいます。
進化出来ない闘鬼神装備やLv150まで進化させた王者装備、
あるいはLv200まで進化させた聖淵装備であれば気にする必要はなくなりますが
それ以外の装備は進化させる可能性を考慮に入れておく必要があります。
むやみに鍛錬しても進化させるときに鍛錬で使った銅貨や元宝は無駄になりますので、
どこまで鍛錬するかはお財布事情などともしっかり相談して決めるようにしましょう。
Lv105以上の装備は体力値に上限が発生する
Lv105以上に進化させた装備を鍛錬する時には注意が必要です。
Lv105以上の場合、体力値は総付加ステータスの25%までという上限が発生します。
Lv100までであれば体力値でも関係なく高い数値が出る可能性がありますが、
Lv105以上だと体力値は高い数値が出なくなってしまいます。
体力値に特化させたい場合には特に注意が必要です。
実際の鍛錬について解説
鍛錬は先ほども紹介した通り、付加ステータスの割り振りをやり直す作業です。
通常の鍛錬と元宝を使った高級鍛錬があるのですが、
大きな違いは鍛錬でリセットしたくないステータスを設定できるかどうかです。
通常の鍛錬だと鍛錬した時にすべてのステータスがリセットされますが、
高級鍛錬の場合は2つまでステータスを固定した状態で鍛錬することができます。
これを利用することで付加ステータスの偏りをより大きくしていくこともできますが、
高級鍛錬では元宝を消費するため、負担が厳しいのが難点です。
なお、ステータスを固定しないと高級鍛錬のメリットはないと思われますので、
高級鍛錬はステータスを固定して鍛錬するという前提で解説していきます。
具体的な鍛錬方法はのちほど紹介するとして、
まずは通常の鍛錬と高級鍛錬の違いから説明しましょう。
通常鍛錬の説明とステータス分布
まずは銅貨を使った通常の鍛錬からいきましょう。
鍛錬をタップすると4か所の付加ステータスがランダムに割り振られます。
Lv100の装備を鍛錬したときのステータス分布
割り振られる数値がどの範囲で出るのかは運営から明言されていませんが、
とりあえずLv100の武器で5,000回鍛錬して確認してみました。
その結果、範囲としては最低が上限の4.53%、最高が上限の71.76%程度でした。
もちろんこれより低い数値、高い数値が出る可能性もあるだろうとは思いますが、
5,000回やっても出ないのですから、その確率は推して知るべしです。
ちなみに5%以下の数値になった割合は全体の0.31%、
10%以下の割合は12.31%でした。
60%以上になった割合は2.1%、65%以上だった割合は0.69%、
70%以上の数値になった割合は0.054%でした。
狙った付加ステータスがその数値になる確率はさらに4分の1ですので、
あまり高すぎる目標を目指すと辛い思いをしてしまうことでしょう。
Lv195の装備を鍛錬したときのステータス分布
Lv195の武器でも同じく5,000回鍛錬してみたところ、
上限からの割合で確認すると最低は4.54%、最高は71.67%でした。
5%以下の数値になった割合は全体の0.33%、
10%以下の割合は10.94%でした。
60%以上になった割合は2.4%、65%以上だった割合は0.80%、
70%以上の数値になった割合は0.064%でした。
割合そのものはLv100の時とそれほど変わりませんでしたが、
体力が25%以上にならない分、狙ったステータスで高くなる確率は3分の1ですので
狙ったステータスが高くなる確率は少し高めになりそうです。
Lv195装備を鍛錬した時の体力値分布
Lv195の武器を鍛錬した結果を確認すると、面白いことが確認できました。
筋力、敏捷、知力の分布はLv100のときとあまり変わらなかったのですが、
体力の分布は20%から25%の間だけがかなり高くなっていました。
25%以上が出なくなるかわりに25%未満の数値全体が出やすいのかと思いきや、
出やすくなるのはなぜか20%以上に限定されるようです。
高級鍛錬の説明
次は高級鍛錬です。
高級鍛錬の特徴は、変わってほしくないステータスを固定できることです。
固定せずに高級鍛錬することも可能ですが、
固定しないのであれば通常の鍛錬で充分です。
元宝を使うまでもありません。
また、固定できるステータスは2つまでですが、
1つだけ固定する場合は鍛錬のたびに15元宝、
2つ固定する場合は20元宝を消費します。
固定されたステータスは高級鍛錬しても変化せず、
固定されていないステータスのなかで合計値が分配されます。
2つ固定していれば高級鍛錬で変動するのが2か所になるため
何度も繰り返せば充分にかたよった結果になることも期待できます。
これを利用して、通常の鍛錬では届かない数値に到達できるようになります。
鍛錬のパターン
それでは実際に鍛錬をするときの考え方や目安を紹介していきましょう。
通常鍛錬で済ませる場合
まずは一番コストが安く、初心者を含めてどんな方にもおすすめできるパターンです。
コストを抑えるため、通常鍛錬のみを使って鍛錬をしていきます。
通常鍛錬ではステータスを固定できないため、ステータスは完全にランダムになります。
そのため鍛錬ではテクニックのようなものが必要になるのではなく、
目標と引き際を決めておくことが重要になります。
通常鍛錬では最低値がおよそ5%、最高値は70%ちょっとでしたので
高い数値を目指す場合、ここを目標にしてしまってもよいでしょう。
ですが、5%や70%という数値は出る確率が非常に低いようですので、
ある程度妥協してもよいラインは決めておいた方がいいと思います。
例えばメインステータスが60%を超えたら妥協するとか、
メインステータスではないステータス2つの合計が15%ぐらいで止めるとか、
そういったボーダーラインを決めておくといいでしょう。
もしくは何度か鍛錬をしている中でどれくらいの数値が出るかを確認しておき、
鍛錬しながら目標を決めていけばいいと思います。
高い数値を深追いしすぎるといつまでも達成できずに銅貨が溶けていきますので、
手持ちの銅貨と相談しながら進めるようにしましょう。
すぐに進化させることになる装備やメインの副将用ではない場合
60%などを目安に、軽めに鍛錬をするくらいでいいのではないでしょうか。
高級鍛錬も使って鍛錬していく場合
次は高級鍛錬を活用してメインステータスで高い数値を目指していく場合です。
この場合は先に通常鍛錬である程度ステータスを吟味しておき、
そこから高級鍛錬で低いステータスをさらに低く、
高くしたいステータスをさらに高くしていきます。
具体的な手順としては、
「通常の鍛錬で2つのステータスが充分低い数値になるまで鍛錬」した後に
「体力からメインステータスに数値を寄せる」
「低いステータス2つで高級鍛錬をして、どちらか1つが低くなるよう鍛錬する」
「不要なステータスの高い方から体力に数値を寄せる」
の3つを状況に応じて実行していくことになります。
実際に鍛錬しているときの様子はYouTubeで投稿しています。
よければこちらもご覧ください。
高級鍛錬の前に通常鍛錬をしておく
まずは通常の鍛錬で2つのステータスを低くする作業ですが、
これをしておかないと高級鍛錬の回数が多くなってしまいます。
そうなると消費する元宝が多くなってしまいますので、
通常鍛錬でできる範囲はできるだけ進めておきましょう。
ここでの目標としては
「2つのステータスの合計が20%以下」あたりが分かりやすいかと思います。
まぁ通常鍛錬をせずにいきなり高級鍛錬をしてもいいのですが
その分多くの元宝を消費してしまうことになってしまいます。
通常鍛錬のあとに高級鍛錬をしていきますが、
高級鍛錬ではこれから紹介する3つのパターンを状況に応じて使っていきます。
それらを順にご紹介していきます。
「体力からメインステータスに数値を寄せる」
まずは「体力からメインステータスに数値を寄せる」パターンからです。
メインステータスと体力の数値が高くなっている状態から、
体力をなるべく低く、その分メインステータスを高くしていきます。
方法としてはメインステータスと体力値以外の2つを固定した状態で高級鍛錬をして、
体力値がある程度低くなったら鍛錬を切り上げます。
Lv105以上の武器であれば体力値には総付加ステータスの25%制限がありますので
一見すると体力値の数値は低くなりやすいのではないかと思うでしょう。
ですが、体力値は20%~25%がかなり出やすくなるようで、
意外と体力値が低くならないような感じがするかもしれません。
それでもステータス2か所だけで鍛錬をしますので、
体力値が充分に低くなる結果も必ず出てきます。
高級鍛錬をやり始めたうちはここで深追いせず、
ある程度体力が低くなった時点で切り上げるようにしましょう。
「低いステータス2つで高級鍛錬をして、どちらか1つが低くなるよう鍛錬する」
次は逆にメインステータスと体力を固定して、
不要なステータス2つの間で高級鍛錬をしていきます。
ここでの目的は不要なステータスのうち片方をできるだけ低くすることです。
どちらか片方の数値が低くなればいいですので、
それほど鍛錬しなくても低い数値が出るかと思います。
「不要なステータスの高い方から体力に数値を寄せる」
そして3つ目のパターンですが、
低くなったステータスとメインステータスを固定して高級鍛錬を行います。
2番目のパターンで高くなったステータスから体力値へ数値を動かすことで、
不要なステータスの数値をさらに低くしていきます。
ここでは注意しておく必要があるポイントがあります。
Lv105以上の装備だと体力値の上限が決められていますので、
ステータスの合計が高すぎると体力値が頭打ちになってしまい
不要なステータスが思ったよりも下げられなくなるケースが出てきてしまいます。
それを避けるため先に1つ目のパターンで体力値を下げておき
体力値が頭打ちにならないようにしています。
この3つのパターンを繰り返すことでメインステータスを高くしていき
不要なステータスをどんどん低くしていきます。
メインステータスをどこまで高くしたいか、
不要なステータスをどこまで低くしたいかによって変わってきますが、
高い目標を目指すほど必要な鍛錬の回数も増えてきますので
その分多くの元宝を消費することになります。
また、ある程度の回数鍛錬すれば結果が出るという保証は有りませんので、
どれだけ元宝を使っても目指す数値に到達できない可能性もあります。
そのため鍛錬についてはそこまで深追いせず、
無理のない範囲を目指して鍛錬をしていきましょう。
鍛錬以外ではどうしても戦力を伸ばせないと悩むようになってから
鍛錬による強化を検討していけばいいかと思います。
最後に
いかがでしたでしょうか。
今回は鍛錬についてご紹介しました。
鍛錬をする目的を再確認していただき、
必要に応じて装備を鍛錬していってもらえればと思います。