放置少女での戦闘中、こういう思いをしたことはないでしょうか。
「このスキルで、相手のあの副将を倒してくれていれば…」
「こっちのこの副将は狙ってほしくなかったのに…」
放置少女では、戦闘が始まってしまうとプレイヤーは一切戦闘に干渉できないため、
副将が誰を狙って攻撃するかは、完全に副将任せとなってしまいます。
そのため、攻撃してほしい相手に攻撃してくれなかったり、
逆に攻撃してほしくない相手に攻撃してしまったりというように、
自分が思うように相手を狙って攻撃してくれない時も多いと思います。
そこで今回の動画では、副将が誰を狙って攻撃していくのかを紹介します。
自分では制御できない部分が多いのも確かですが、
意識しておくことで、副将を狙い通りに立ち回らせたり、
他の副将とのコンボを成立させることができるようになったりします。
攻撃対象の仕様について把握しておき、
自分が使っている副将がどういう狙いかたをするかを知っておくことで、
戦略の幅はかなり広がってくると思います。
攻撃対象について考えた場合、副将のスキルは大きく2つに分けることができます。
「対象を狙って攻撃するスキル」と「対象を狙わずランダムに攻撃するスキル」、
この2種類に分けることが可能です。
スキルの中には、攻撃をせず味方に支援効果を発生させるスキルもありますが、
こちらにも同様に対象を狙うスキルと対象を狙わないスキルの2つに分けられます。
このどちらに分類されるかで大きく攻撃対象が変わってきますので、
この2つに分けて解説していきます。
まずは、対象を狙って攻撃していくスキルについて解説します。
スキルの説明に「マルマルな相手を優先的に攻撃」というように書かれている場合、
こちらの、対象を狙って攻撃するスキルに該当します。
一例を紹介すると、公孫サンのスキル1の場合、スキルの説明文に
「残りHPパーセンテージが最も低い敵を優先的に攻撃し、」と書かれています。
こういった場合は、スキルで攻撃する時点で誰を攻撃するのか判断して攻撃します。
これらのスキルを使う代表を紹介すると、
残りHP割合が低い敵を狙うスキル1を使う副将では他に最上義光や呂布がいて、
弱った相手にトドメを刺しに行くフィニッシャーとしての動きに期待できます。
逆に残りHP割合が高い敵を狙うスキル1を使う副将としては、
王貴人や酒呑童子、馬雲リョクなどが挙げられます。
これらの副将は、攻撃のたびに攻撃対象が誰になるか毎回確認するため、
弱った敵にトドメを刺さず残しておき、
HPが多い副将に攻撃して敵全体のHPを低くしていくことを得意としています。
真田幸村や韓信といった副将も残りHP割合が高い敵を狙って攻撃しますが、
この2名は攻撃の途中で残りHP割合が一番高い敵が変わった場合でも、
途中から対象を変えることはせず、同じ相手を狙い続けるので、
敵陣営全体のHPを低くするような動きではないので注意が必要です。
他にも、攻撃力がもっとも高い相手を狙う毛利元就や鍾会、直江兼続といった副将や、
攻撃力が低い相手を狙う加藤清正、バフが多い相手を狙う石川五右衛門、
スキル2ではありますが、デバフが一番多くついている副将に対して追撃をしていく、
出雲阿国のような狙い方をする副将も存在します。
公孫サンの場合、攻撃する瞬間に残りHPの割合が低い敵が誰かを確認し、
その時点で一番残りHPの割合が低い相手が攻撃対象となります。
公孫サンのスキル1は6回攻撃なのですが、連続攻撃のスキルでは、攻撃1回ごとに条件を判断しなおして、攻撃対象を変えていきます。
残りHP割合が低い敵を狙う公孫サンの場合、攻撃対象にダメージを与えても
基本的には残りHP割合が一番低い敵のHPが下がるので対象は変わりませんが、
攻撃対象が復活などでHPを回復して、HP割合が一番低い状態ではなくなった場合、
次の攻撃から、新しく残りHP割合が一番低くなった相手を狙って攻撃します。
反対に残りHP割合が一番高い敵を狙う公孫サンのスキル2の場合、
攻撃対象のHPが減って、残りHP割合が一番高い敵がどんどん入れ替わることで、
攻撃のたびに攻撃対象が変わっていくケースも実戦でよく見かける挙動だと思います。
ちなみに、相手の陣営に挑発状態の副将がいた場合でも、攻撃対象の選ばれ方は変わりません。
相手に挑発状態の副将がいても、対象を狙って攻撃するスキルの場合は挑発を無視して、
あくまでもスキルによって選ばれた対象を優先して攻撃していきますので、
相手の挑発に影響されにくいメリットもあります。
これらのスキルによって攻撃対象を判断する場合に、該当する副将が複数いる場合、
陣営の並びで上から順番に選ばれるようになります。
例えば先ほど紹介した公孫サンのスキル1は残りHP割合が低い敵を狙いますが、
仮に相手全員のHPがまったく減っていない場合、全員の残りHP割合が100%となります。
このような場合は、陣営の上から順に対象が選ばれるようになります。
右側に表示した動画の例では、公孫サンが上から順番に攻撃しているのが分かると思います。
複数の対象を狙って攻撃するスキルも存在します。
例えば源義経や袁術であれば、スキル1で残りHP割合が低い敵4名に対して攻撃します。
このような場合は、残りHP割合が低い順番に対象を選んで攻撃をしていきます。
右側の動画の例では、源義経が残りHP割合が低い敵4名に攻撃していきますが、
主将の反射で大きくHPが減った趙雲、黄忠の攻撃で少しだけHPが減った魏延、
HPが減っていない副将の中から、上から順に夏侯惇、祝融の順で攻撃していきます。
ここまではスキルによって対象を狙っていく場合を紹介しました。
ここからは、特に攻撃する対象を定めない攻撃について紹介していきます。
攻撃対象を定めず攻撃していく攻撃は、ランダム攻撃と言われる場合もありますが、
スキルの説明に「マルマルを優先して」というような説明がないもの、
そしてスキルではない通常攻撃が該当します。
スキル1でランダム攻撃を行う副将としては、連続攻撃であればナタや卑弥呼、
複数への攻撃スキルであれば馬超(弓将)や高順などが挙げられます。
これらの攻撃は、基本的には攻撃対象がランダムに選ばれますので、
誰に攻撃をしていくのかは運次第となります。
しかし、相手に挑発状態の副将がいた場合、攻撃対象は挑発状態の副将が優先されます。
また、印記状態が付与された相手がいる場合は、
弓将の攻撃は印記状態の相手を最優先に攻撃します。
相手の場に印記と挑発の両方が存在している場合は印記の効果が優先されるので、
印記を活用することで、相手の挑発をかいくぐっていくことも可能です。
しかし、印記を相手に付与できるのは主将(弓将)と茶々、張コウの3名しかおらず、
主将(弓将)は残りHP割合が一番低い敵を狙って印記を付与する上に、
耐久力が非常に低いので、基本的には敵の主将に印記を付与する形になってしまいます。
また、茶々と張コウはランダム攻撃で印記を付与するため、
相手が挑発状態になる前に印記を付与しておく必要がありますし、
さらに印記を付与する相手もランダムで決まってしまうため、
印記を最大限に活用するのは、現環境では正直難しくなっています。
ちなみに、相手の陣営に挑発状態の副将が複数いる場合、
挑発状態の副将の中からランダムに対象が選ばれるのではなく、
陣営の中で一番上にいる挑発状態の副将が攻撃対象に選ばれます。
印記状態の敵が複数いる場合も同様に、一番上の印記状態の敵を狙って攻撃します。
また、特定の対象を狙わない、複数相手へのランダム攻撃を行う場合、
挑発状態の副将が複数いる場合には、まず挑発状態の副将から攻撃対象が選ばれます。
挑発状態の副将の人数より多く攻撃できる場合は、
残りの人数については挑発状態ではない副将から攻撃対象がランダムに選ばれます。
こうして選ばれた攻撃対象の中から、ランダムな順番で攻撃していきます。
範囲攻撃の初撃が、挑発状態ではない副将に向かう場合もあることから、
範囲攻撃は挑発の対象にならないと思われる場合があるのですが、
実際には攻撃される順番がランダムになっているだけで、
複数攻撃のどこかでは必ず挑発状態の副将が攻撃されるような仕様になっています。
ちょっと複雑な仕様となっていますが、ランダム攻撃を使う副将を中心に使っている場合、
頭の片隅に入れておくといいかもしれません。
いかがでしたでしょうか。
今回は、副将が攻撃する時に誰を狙うのか、というようなことをご紹介しました。
副将がどのような狙い方をするのか把握することで、
主力とサブアタッカーで相性のいい副将、悪い副将を判断したり、
陣営のなかでコンボを組み立てたりするときの参考になるかと思います。
こうした細かい仕様の部分は特に把握していなくてもゲームを楽しむことはできますが、
知っておくとまた少し違った楽しみかたができるのではないでしょうか。