今回は復活と致死ダメージ無視の共通点や違いについて解説します。
致命傷や撃破といったスキル効果の発動条件についても紹介しますので、
ぜひ最後までご覧ください。
致命傷と撃破
まずは復活や致死ダメージ無視の話をする前に致命傷についての話をしておきましょう。
致命傷とは文字通り命に至るほどの傷のことで、
放置少女の世界においては「残りHPよりも大きいダメージ」のことを指します。
この時のダメージはダメージ減少などの効果をすべて計算したあとのダメージで、
致命傷を受ければもちろん戦闘不能になってしまいます。
そしてそのまま戦闘不能になれば自分は「撃破された」という扱い、
攻撃した側は「敵を撃破した」という扱いになります。
復活
それでは復活の解説からしていきます。
復活とは致命傷を受けて戦闘不能となってしまったあと、
すぐに戦闘不能状態を解除して戦闘に復帰することです。
一度残りHPがゼロになってから復活する関係上、必ずHP回復の効果がセットで発動します。
また、一瞬とはいえ戦闘不能になって戦闘から離脱する扱いとなりますので、
復活する副将にかかっていたバフやデバフなどの追加効果はすべて解除されます。

聖護状態や特殊状態なども解除されてしまう点はデメリットとなります。
致死ダメージ無視
次は致死ダメージ無視ですが、
こちらは致死無視や致命傷無視など複数の呼ばれ方があります。
致命傷無視などの名前からも分かる通り、
こちらは受けた致命傷そのものを無視する、つまりダメージの無効化を行います。
こちらは戦闘不能とは違い、元々のHPが残ったまま発動します。
副将にもよりますがそこからHPが回復しますので、
致死ダメージ無視の場合はHPを高めに維持しやすくなります。
また、復活とは違って致命傷を無視して場に残り続けますので、
もともと付与されていたバフやデバフはすべて残ったままとなります。
とはいえほとんどの致死ダメージ無視効果には異常状態の解除がセットとなっていますので、
デバフが残り続けてしまうデメリットはかなり軽減されていると言えます。
復活と致死ダメージ無視の共通点
① 致命傷は与えたが、撃破には失敗した扱いとなる
復活と致死ダメージ無視には共通点があります。
それはどちらも「撃破に失敗した」扱いとなる点です。
特に復活の場合は一度戦闘不能になるのですが、
結果的には敵が場に残り続けているため撃破できていないという判定になります。
そのため敵が復活したり致死ダメージ無視が発動した場合には
敵を撃破したときに発動する効果は発動しません。
対して「敵に致命傷を与えた場合」に発動する効果はどちらの場合も発動します。
そのため撃破と致命傷で条件を比べると、致命傷を与える方がゆるめの条件となります。
最近では復活や致死ダメージ無視を持つ副将が当たり前のようになってきていますので、
撃破の成功よりも致命傷で発動するスキルの方が多くなってきているように思います。
また、ギルガメッシュのように致命傷&撃破失敗という条件も出てきています。
これは相手が復活もしくは致死ダメージ無視を発動したとき限定で発動しますが、
それでも発動しやすい環境になっています。
② 災厄状態は解除できない
致死ダメージ無視の場合は災厄状態を解除することができないですが、
一度戦闘不能になって戻ってくる復活の場合も、災厄状態を解除することができません。
ヘルプ画面にもしっかり記載されています。
復活で災厄状態を解除できるなら明確なメリットとなったのですが、そうもいかないようです。
復活と致死ダメージ無視の違い
次は復活と致死ダメージ無視の違いについて確認していきます。
① 付与される状態が解除されるかどうか
1つ目の大きな違いは、付与されている状態が解除されるかどうかです。
復活のほうはすべての聖護状態や特殊状態・異常状態や災厄状態が解除されるため、
いい意味でも悪い意味でも仕切り直しとなります。
対して致死ダメージ無視はすべての聖護状態や特殊状態は残ったまま、
異常状態のみをすべて解除するものがほとんどとなっています。
そのため一見すると致死ダメージ無視のほうが優秀だと感じますが、
致死ダメージ無視にあるのはあくまでも異常状態の解除であり、
罪悪状態に解除不可が設定されていた場合は解除することができません。

それらの効果によって致死ダメージ無視が罪悪状態の解除に失敗してしまう場合もあります。
そのため総合すると、
バフの持越しはできないが異常状態や災厄状態に強いのが復活、
バフがかかったままだが異常状態や災厄状態の解除が比較的苦手なのが致死ダメージ無視
と言うような結論となります。
とはいえ一部の副将や災厄状態には復活時にも効果が残り続けるものが存在します。
そこまで紹介しだすとかなりややこしくなってしまうので今回は省略しますが
復活と致死ダメージ無視、それぞれの特徴はある程度押さえられるかと思います。
② 窮途状態によって妨害されるかどうか
2つ目の違いは、復活のみ窮途状態によって阻止されてしまう点です。
窮途(罪悪)には受けるダメージをわずかに増加させるほか、
付与されている副将の復活を阻害する効果があります。
そのため、窮途を付与されている副将は、致命傷を受けたときに復活することができません。
もちろんそのまま戦闘不能になってしまいますので、
復活ができる副将にとって窮途は天敵ともいえるでしょう。
とはいえ、動画公開時点で窮途を敵に付与できるのは廉頗と妲己の2名だけですので、
相手が窮途を使ってきてこちらの副将の復活が妨害されたというケースはまず発生しません。
対人戦においてはあまり気にする必要はないかと思います。
どちらかというと時海反響や森と湖の交響詩などでの使用がメインとなるでしょうか。
いずれは窮途を複数人に付与できる副将が実装される日が来るかもしれませんが、
運営さんも影響度合いを測りかねているのかもしれません。
③ 発動後の残りHP
あとは発動後の残りHPにも違いがあります。
復活の場合は一度残りHPがゼロになってから回復しますので、
復活が発動したあとの残りHPは、復活によって回復したHPそのままとなります。
例えばHPを50%回復して復活する場合、復活後のHPは50%となります。
対して致死ダメージ無視は受けるはずのダメージを無効化してからHPを回復しますので、
発動後の残りHPはもとの残りHP+回復分となります。
そのためスキル説明文にある回復量よりも高めのHPになることがほとんどです。
ですが剥がせない流血状態が付与されていて致死ダメージ無視後にも流血が残っている場合、
致死ダメージ無視が発動してもHP回復が発動せず、残りHPは据え置きになります。
④ 一部イベントボスの強制戦闘不能に対応できるか
一部のイベントに登場するボスは、すべての効果を無視してこちらの副将を戦闘不能にするスキルを持っている場合があります。
あらゆる効果を無視して戦闘不能状態にされてしまうため、
致死ダメージ無視は発動しないまま戦闘不能になってしまいます。
ところが復活は戦闘不能になってから発動する効果のため、
強制的に戦闘不能となったあと、戦闘不能を解除して戦い続けることができます。
復活できるかできないかで攻撃回数が大きく変わってきますので、
こういったボスが出現するイベントでは、復活のほうが有利だといえるでしょう。
最後に
いかがでしたでしょうか。
今回は復活と致死ダメージ無視の比較をしてきました。
それぞれ違いや特徴がありますので、
自分がよく使う副将がどちらを使用するのか、どういった点が苦手なのか、
この機会に押さえておいていただければと思います。