今回は読み方にツッコみたいバフやデバフ、特殊状態などの名前を紹介していきます。
それぞれの状態名には公式から決められた読み方が存在するのですが、
どうしてもツッコみたいものがいくつかあるのでツッコませてください。

1.蓮花

最初に紹介するのは[蓮花]です。
日本語では一般的に「レンゲ」と読む花の名前と同じ漢字が使われていますが、
状態名の読み方は「レンカ」となっています。
[蓮花]を普通に読もうとするとどうしても「レンゲ」となりますし、
小生も原稿を書くときに[蓮花]が出てくるときには「レンゲ」と入力して変換しています。

2.浴火
ゲーム内の状態名は音読みのものが多くなっています。
[奮起][鼓舞][援護]といった具合です。
中には[火傷][日陰]というように訓読みの状態名も存在しますが、
これらは訓読みで読む方がより自然だと思えるものが多いです。
[天叢雲]などを音読みで読むと訳が分からなくなるはずです。
ただし訓読みで読む状態名の中でも、
どうしてもツッコまないと気が済まないものがいくつか存在します。
そのうちの1つが[浴火]です。

読み方は「ヨクヒ」となっていますが、
「浴」は音読み、「火」は訓読みなのでいわゆる「重箱読み」となっています。
音読みで統一するなら「ヨクカ」あるいは「ヨッカ」だと思われますし、
火を訓読みにする場合でも個人的には「ヨクビ」にしたいです。
3.影甲と影舞
ツッコみたい読み方2つ目は[影甲]と[影舞]です。

[影甲]は昔から「カゲコウ」と呼んでいましたが、正しくは「エイコウ」です。
「エイコウ」と聞くとどうしても「エイコウの架け橋」とか「エイコウに向かって…」と続いてしまうのですが、
「エイコウ」ならどちらも音読みなのに対して「かげコウ」は訓読み+音読みの「湯桶読み」となってしまいます。
そのためこれを「エイコウ」と読むのには特に違和感がありません。

ですが、同じ影という漢字を使う[影舞]の読み方は「カゲマイ」となっています。
「かげまい」は完全に訓読みです。
音読みにするなら「エイブ」となるはずです。これはこれで何も問題ないはず。
なぜ[影甲]は音読みなのに[影舞]は訓読みなのでしょうか・・・
それなら[影甲]も「カゲコウ」でよかったのでは?と思ってしまいます。

4.氷鎧、雷鎧、岩鎧
3つ目は「鎧」の字が付く状態名です。



「鎧」の字が付く状態は[氷鎧][雷鎧][岩鎧]の3つがあります。
読み方はそれぞれ「ヒョウカイ」「ライカイ」「ガンカイ」となっています。
「鎧」の字の音読みには「ガイ」のほかに「カイ」もあるのですが、
「鎧袖一触」のように「ガイ」と読むことがほとんどです、
確認した限りでは「カイ」と読む用例が見つからないほどです。
漢字の右半分、「豈」の字が本来「カイ」という読みをしていた名残のようですが、
現在はもう「豈」の字から「カイ」という読みが失われていて、「ガイ」としか読まなくなっています。
同じパーツを使う漢字「凱(かちどき)」も音読みは「ガイ」となっていますし、
もう「カイ」と読むことはないはずなんですが…
個人的には漢字変換でも出やすい「ヒョウガイ」「ライガイ」「ガンガイ」と読むようにしています。
読み上げソフトに読み方を登録すれば正しい読み方で音声を作成することも可能ですが、
はたしてどちらがいいのか、今でも頭を悩ませています。
5.炎盾、気盾、戦盾



続いては「盾」の字が入った状態名です。
[炎盾][気盾][戦盾]の3つがあり、それぞれの読みは「エントン」「キトン」「セントン」となっています。
「矛盾」という故事成語があるように、一般的に「盾」の字は「ジュン」と読む字で、「トン」という読み方はしないようです。
なので本来は「エンジュン」「キジュン」「センジュン」と読みそうなものだと思っています。
これは推測の域を出ないのですが、
有益状態にある[遁甲](トンコウ)の読みに引っ張られて「トン」と読むようになったのではないかと考えられます。

[遁甲]の「遁」の字は「盾」と違い、「水遁」「雷遁」などの「遁術」と呼ばれる忍術に使われる字です。
こちらは「トン」という読みで合っているのですが、違う字に読み方を引っ張られたのか…
右上の部分が「盾」になっていて、似ている字だから読み方を揃えにいったのかもしれません。
6.弓暴
小生が最もツッコみたい読み方をする状態名が[弓暴]です。
この読みをツッコみたいがゆえにこの記事を作成したくらいです。

[弓暴]の読み方は「キュウバク」です。
なぜ「暴」の字で「ボウ」と読まず「バク」と読むのでしょうか…
この状態名を普通に読もうとすると、どうしても「キュウボウ」になってしまいます。
「バク」と読ませたいなら「爆」のほうの漢字を使えばいいと思うのですが、
「暴」と「爆」、はたしてどちらが正解なのか…
ちなみに「暴」の字は、「暴露」という言葉のときにのみ「バク」と読みます。
一応「バク」という読み方をする用例があるため、間違いだと否定できなくなっているのも厄介です。

最後に
いかがでしたでしょうか。
今回は小生がツッコみたい状態名の読み方を紹介してきました。