今回は放置少女における基本的かつ重要な仕様として
攻撃力とダメージの関係、そして攻撃力バフの基本について解説します。
ダメージの種類
攻撃力とダメージの関係を紹介する前に
ダメージの種類について簡単に紹介します。
物理ダメージ・法術ダメージ
攻撃するときには基本的に物理ダメージもしくは法術ダメージを与えます。
物理か法術のどちらになるかはキャラクターの職業で決まっていて、
武将か弓将なら物理ダメージ、謀士なら法術ダメージを与えられます。
この物理ダメージ・法術ダメージは攻撃者の攻撃力に比例してダメージが大きくなり
逆に相手の防御力などでダメージが小さくなりますが、
こちらの防御無視などで相手の防御力による影響を減らすことが可能です。
攻撃力ダメージ
物理ダメージと法術ダメージ以外にもたくさんの種類があるのですが
今回はその中でも特に重要なものだけを紹介しておきます。
そのうちの1つが攻撃力ダメージです。
攻撃力ダメージは物理ダメージ・法術ダメージと違い、
防御力などで減少されないようになっています。
そのかわりに物理/法術ダメージよりも倍率が低めに設定されています。
筋力ダメージ・敏捷ダメージ・知力ダメージ
そしてもう1つが「筋力ダメージ」「敏捷ダメージ」「知力ダメージ」です。
3つ紹介していますが、どれもメインステータスを基準とした防御無視ダメージです。
攻撃力とダメージの関係
それでは攻撃力とダメージの関係を紹介します。
先ほどまでに紹介したダメージの種類のうち、
「物理ダメージ・法術ダメージ」と「攻撃力ダメージ」は攻撃力の影響を受けて、
それ以外のダメージは攻撃力を上げてもダメージ量は変わりません。
攻撃力バフを使って副将の攻撃力を上昇させた場合、
物理ダメージか法術ダメージが大きくなることで全体のダメージが大きくなります。
攻撃力ダメージが含まれている場合は、もちろん攻撃力ダメージも大きくなります。
筋力ダメージなどは攻撃力を上げても増えませんが、
筋力など対応するステータスを伸ばすことでダメージを増やせます。
副将の攻撃ダメージのうち大部分は物理ダメージ・法術ダメージですので、
攻撃力を伸ばすことでダメージ全体を大きくすることが可能です。
攻撃力バフについて
次は攻撃力を上げることができるバフについての紹介です。
付与することで攻撃力が上昇するバフのことを、総称して攻撃力バフと呼んでいます。
攻撃力バフには暴走・畜力・祝福・七星・奮起・鼓舞などがありますが、
鼓舞は特別な計算となるため今回は省略し、鼓舞以外の攻撃力バフについて解説します。
攻撃力バフの効果
暴走や畜力などの攻撃力バフは、付与された副将の攻撃力を増加させます。
そのとき増加する攻撃力は「付与された副将の攻撃力の〇〇%」という割合になっていて、
誰が付与したかは関係なく、結果を見ると付与された副将の攻撃力が何倍かに増加します。

例えば攻撃力が100%上昇する暴走であれば、もとの攻撃力と同じ数値だけ攻撃力が上昇するため、攻撃力は2倍になります。
同じ攻撃力バフでも、誰が付与するかによって効果量が違っている場合があるので要確認です。
例えば畜力(聖護)を付与できる副将だと、商鞅は1.6倍ですが、他の副将なら1.8倍となっています。
複数の攻撃力バフがかかった場合
もし同じ副将に攻撃力バフが複数かかった場合、
バフの効果はすべて掛け算される形となります。
バフごとに「1.8倍」とか「2倍」とかで効果量を読み替えて掛け算していけば、
実際の攻撃力(ダメージ)が何倍になるかを計算することが可能です。
例えば攻撃力100%アップの暴走と攻撃力80%アップの畜力が同時にかかっていれば、
副将の攻撃力は2倍×1.8倍で3.6倍となります。
さらに攻撃力80%アップの祝福が追加されると、攻撃力は6.48倍となります。
ここまでくれば分かる通り、
副将を複数人育てて攻撃させるよりも、一人の副将を育てて複数人のバッファーでバフをかけたほうが、より高い攻撃力を発揮することができます。
注意点ですが、
放置少女の仕様として、同じキャラに対して同じバフを複数付与することができません。
すでに暴走が付与されたキャラにもう一度暴走を付与しようとすると、暴走が上書きされて1つだけかかったままとなります。
(もともとの残りターンより短いバフを付与しようとした場合には、付与が失敗します)
そのため、複数種類のバフを付与できるようにバッファーを揃えていく必要があります。
攻撃力バフの種類
暴走
攻撃力バフの代表格ともいえる存在です。
基本的に攻撃力が+100%、つまり2倍となる効果です。
受けるダメージが増加するというデメリットはありますが、
それでも強力すぎる効果となっています。
聖護状態になると、攻撃力に加えて筋力・敏捷・知力もそれぞれ増加します。
増加量も50%以上のものばかりで、あるとないとではステータスが大きく変わります。
攻撃力バフの中でも最優先で確保したいところです。
畜力
攻撃力と状態異常耐性が上昇します。
どちらの上昇量も副将によって変わりますが、攻撃力の上昇量としては1.6倍~1.8倍となります。
聖護状態だとさらにダメージ反射耐性も増加します。
祝福
攻撃力と会心率が上昇します。
基本的にはどちらも1.5倍が多かったのですが、最近では1.8倍の祝福を持つ副将も出てきています。
さらに祝福がついているときに攻撃を受けると、ダメージを受けるかわりに祝福が外れてしまいます。
祝福が攻撃1回分を肩代わりするような効果となっています。
聖護状態だと攻撃を受けたときに解除されず、かわりに1ターン効果が短くなります。
残り1ターンの場合は変わりませんが、2ターン以上あった場合は複数回攻撃を受け止めることが可能です。
攻撃力アップとして活用するためには、いかに祝福を守るかが重要となります。
七星
攻撃力と会心率が上昇します。
こちらは祝福と違い、残りターン数に応じて上昇量も変化します。
効果量が残りターン数×15%の場合、残り4ターンの場合は1.6倍、残り3ターンなら1.45倍といった具合です。
聖護状態の場合はメインステータスも上昇します。
暴走と違ってメインステータスしか上昇しない点、そして残りターン数で効果量が変わる点には注意が必要です。
付与した瞬間が一番強く、ターンが経過すると効果が落ちてしまうため、付与するタイミングも重要となります。
奮起
攻撃力と防御力が上昇します。
聖護状態だと筋力・敏捷・知力も同時に上昇します。
付与対象が多い傾向にあるからか、上昇量が控えめになりがちです。
今回の内容では語られていませんが、とある理由から他の攻撃力バフよりも優先順位は下がります。
最後に
いかがでしたでしょうか。
今回はダメージと攻撃力バフの基本的な仕様について紹介しました。
次回は残る攻撃力バフである「鼓舞」について紹介したいと思います。


