今回は、装備継承についての説明と、
継承できるステータスを分離させる方法について紹介していきます。
装備品を強くしていく方法はいくつかあります。
強化、鍛錬、進化、宝石の装着、神器と、装備に関する項目はいくつかあり、
それぞれの項目をこなしていくことで、装備を強くしていくことが可能です。
そして、この中で強化、宝石、神器ステータスの3つの項目については、
装備の詳細画面から「装備継承」を選べば、他の装備へ引き継ぐことが可能です。
この装備継承は、装備品の強化レベル、装着中の宝石、宝石の装着枠、
神器ステータスを他の装備へ移すことができます。
この装備継承を行う条件は、
継承元と継承先の装備品が、2つとも同じ部位に装備させるものであること、
継承元の装備品に強化値、装備中の宝石、神器のうちどれかがあり、
継承先の装備品が強化無し、宝石なし、神器なしの状態であることとなっています。
実際の挙動はこのルールと異なる部分もあるのですが、
このルールは基本的な継承ルールとして押さえておくといいと思います。
今まで使っていた装備品の強化値、宝石、神器をそのまま新しい装備品に継承させられるので、
強い装備品を揃える前からでも装備品の強化を進めておき、
強い装備品を手に入れたらどんどん入れ替えることもできるようになっています。
ちなみに、継承できないものには装備品の鍛錬と進化があります。
鍛錬と進化については装備品それぞれのステータスで、継承することはできません。
装備継承をする際には、強化値・宝石・神器を丸ごと新しい装備品へ引き継ぎます。
基本的には、すべてまとまって継承できれば問題ないかと思いますが、
場合によっては、それぞれバラバラに継承させたいときもあるかもしれません。
例えば、複数の装備にある神器を吸収させて1つにまとめたい場合、
強化された装備品を吸収する場合は、強化値は素材に変換されて手元に還ってきます。
しかし、すでに開けていた宝石枠はそのまま消滅してしまいます。
こういった場合、神器と宝石枠を分離できれば効率的なのですが、
普通の装備継承では分離させることができません。
ですが、特定の手順をこなしていけば、実は分離することが可能です。
継承ステータスの分離を説明する前に、それぞれのステータスについて説明していきます。
まずは、強化値についてです。
装備品は、銅貨や強化石、強化結晶を使用することでステータスを強化することができます。
強化できるステータスは、その装備品が持つ基礎ステータスとなっています。
この強化値に使用した素材は、装備を売却もしくは鋳造することで回収することができます。
素材を回収する部分で損失は発生しませんので、不要な強化値を回収したい場合は、
不要な装備に強化値を継承させて鋳造すれば、無駄なく回収することが可能です。
ちなみに、継承先の不要な装備を入手するには、高速戦闘を行って装備を入手する方法や、
ボスや訓練所に挑戦して装備を入手する方法があります。
ただし、これらは同じ部位の装備品が入手できるかどうかは運しだいとなります。
VIP5以上になるまで課金をしているユーザーであれば、
名声製造の画面から装備品を製造することで、該当する部位の装備が確実に手に入ります。
該当する部位の装備品を製造し、その神器を他の神器に吸収させることで、
希望の部位の装備品が手元に残ることになります。
VIP4以下の場合、この方法では吸収したあとには装備品が残らないため、
高速戦闘やボス戦などで装備を入手しなければいけません。
次は、宝石と宝石枠について説明します。
宝石は、装備品に装着することでステータスを強化することができるのですが、
宝石を装備品に装着するためには、装備の宝石枠を開放する必要があります。
一つ目の宝石枠を開放するのに銅貨を消費し、
二つ目以降の宝石枠を開放するには元宝を消費します。
この宝石枠についても、装備継承により他の装備に移すことが可能で、
宝石を装着している場合、その宝石も同時に継承することができます。
宝石については自由に着脱することが可能ですが、
宝石枠については、装備品を売却や鋳造すると、装備品と一緒になくなってしまいます。
宝石枠を解放したときに使った銅貨や元宝は還ってこないので、注意が必要です。
また、宝石を装着している状態なら他の装備品へ継承することができますが、
宝石を装着していない宝石枠だけの状態だと、継承できる条件には該当しません。
強化値も神器もない、宝石枠のみの装備品から宝石枠を継承させたい場合は、
なんでもいいので宝石を装着させた上で継承してから、その宝石を外してあげましょう。
3つ目は神器ステータスについてです。
神器については2つのステータスがあります。
1つは白いエフェクトが出ている装備が持つ無双神器、
もう1つは紫のエフェクトの装備が持つ、伝説神器です。
また、神器融合を行うことで、
無双神器と伝説神器、両方のステータスを持つ無双伝説神器にすることも可能です。
無双神器は、装備を鋳造することで入手できるほか、
装備製造の画面で製造する方法、無双神器の欠片を合成して入手する方法があります。
伝説神器は、名声製造で鋳造値と名声を消費して入手することができます。
それぞれ他の装備から神器を吸収させることで強化していくことが可能です。
ちなみに、無双神器と伝説神器を融合させるのに名声を2,000消費します。
名声は主に姫プレイで入手でき、伝説神器の製造で消費します。
高級姫プレイを毎日していると、鋳造値が不足して名声は余りがちになり、
高級姫プレイを使用していないと名声が足りなくなる傾向にあるように感じます。
特に無課金・微課金の場合は名声が不足しがちですので、
むやみに無双伝説神器を融合させていく行為は、名声の無駄遣いにつながります。
融合させた無双伝説神器を分離させる手段はないため、融合は慎重に行いましょう。
ここからは、複数の項目を継承できる状態から分離していく方法を紹介していきます。
強化値、宝石枠、神器、それぞれの有無によって方法が変わってきますので、
どのステータスがあるかによって、場合分けをして解説していきましょう。
ここからの作業では、装備の売却もしくは鋳造を行う場合がありますので、
いったん鋳造可能な装備品に継承してから作業をするようにしてください。
また、売却と鋳造のどちらでも作業は可能ですが、
鋳造することで獲得できる鋳造値は不足しがちな傾向にあります。
売却することで得られる銅貨は微々たるものですので、
売却か鋳造をする場面では、原則として鋳造をしていく前提で解説していきます。
まずは、強化値と宝石枠、神器のすべてが揃っている状態からの分離方法を紹介します。
はじめに、強化値から分離をしていきます。
宝石が装着されている場合は、まず宝石をすべて取り外しておいてください。
宝石を取り外したら、その装備をそのまま鋳造してみてください。
通常、神器ステータスを持つ装備品は鋳造することができないのですが、
神器と強化値の両方を持つ場合、なぜか神器でも鋳造できてしまいます。
そして、強化値だけが素材に変換されて返却され、
神器と宝石枠が残った状態の装備品が手元に残ります。
強化に関する素材が回収できたことで、その素材を使って他の装備品を強化できますので、
これで実質的に強化値を分離することができたことになります。
ちなみにこの方法は、宝石枠がない装備品に対しても有効です。
強化値と神器ステータスを持つ装備品であれば、同じように鋳造することが可能です。
強化値は素材として回収され、神器ステータスは装備品に残ったままとなるので、
強化値と神器の分離は、比較的簡単におこなうことができます。
次は、神器と宝石枠を分離する方法を紹介します。
神器と宝石枠を分離するには、同じ部位の鋳造可能な装備品がもう1つ必要になります。
分離したい装備品と同じ部位の装備品を用意できたら、
+1だけでもいいので、その装備品を強化します。
そして、強化した装備品から、分離したい装備品に対して継承します。
すると、強化値が継承されるタイミングで、なぜか宝石枠が継承元の装備に移動します。
どういう仕様でこうなるかは正直分かりませんが、
この手順を踏むことで、神器と宝石枠を分離させることができました。
ここでもし神器と強化値を分離させたい場合は、先ほどご紹介した通り、
神器と強化値がついている装備品を鋳造すれば、強化値だけ素材として回収が可能です。
これで、強化値と宝石枠、神器を別々に分離させることができました。
ここからは必要に応じて宝石枠を別の装備に継承させたり、
神器を継承させたり、他の神器に吸収させていくことになります。
強化値は素材になって手元に戻ってきていますので、
好きな装備品を、好きな数値まで強化し直すこともできます。
最後に紹介しますが、強化値と宝石枠、この2つの分離が実は一番手間がかかります。
というのも、このまま鋳造して強化値を回収しようとすると、
宝石枠は装備品ごと消滅してしまいます。
この場合は神器に継承させて、強化値・宝石枠・神器が揃った状態にしてしまいます。
こうすることで、はじめに紹介した方法で分離作業を進めていくことができます。
ちょっと遠回りになってしまうのですが、一つずつ作業をこなしていけば、
強化値と宝石枠も分離させることが可能です。
念のため、分離した宝石枠と神器を1つの装備品にまとめる方法も紹介します。
実は、宝石枠と神器は、そのままでは1つにまとめることができません。
宝石枠が開いている装備品に神器ステータスを継承しようとしても、
なぜか入れ替わるだけになってしまい、1つの装備にまとまってくれません。
こういった場合は、宝石枠がついている装備品を強化してあげてください。
そうすることで、宝石枠を神器に継承できるようになり、
宝石枠と神器を1つの装備品にまとめることができます。
もしくは、宝石枠に宝石を装着しておくことで、宝石枠の入れ替えを防ぐことができます。
小生もこの検証動画を撮影中に、間違って宝石枠が付いた装備を鋳造してしまい、
ふたたび宝石枠を開放するために、本来必要ない元宝を消費することになってしまいました。
宝石を装着させておけば、その装備はまちがって鋳造されてしまうこともなくなるため、
分離できた宝石枠には、すぐにでも宝石を装着させておいた方がいいかもしれませんね。
いかがでしたでしょうか。
今回は、装備継承と継承ステータスの分離について紹介しました。
装備の継承については、戦役と闘技場で装備を変えたりする場合など、
お世話になる場面は多いかと思います。
継承の仕様自体はそれほど難しいものではないため、
必要に応じて自由に継承できるよう、仕様を把握していただければと思います。
継承ステータスの分離は、普段はほとんどお世話になることはないと思います。
強化していた神器を吸収して1つにまとめたいときなど、
必要な場面はかなり限定されると思います。
作業の流れを覚える必要はないので、必要になったタイミングでこの動画やブログを見返し、
一緒に作業をしていけばいいかと思います。