今回は、いよいよ登場したEX副将第1弾「神・劉備」の性能と、
今後EX副将とどう向き合っていけばいいかを解説していきます。
EX副将について
「神・劉備」の性能確認の前に、EX副将に共通する部分について確認します。
EX副将の登用コスト
EX副将の絆については、過去の発表から「既存の副将と同じ」と明言されていました。
とはいえSSRやURのような低レア副将と合わせてくるようなことはなく、
EX副将1体の登用には240の絆が必要です。
ガチャで入手できる絆の数についてはMR副将から据え置きとなっているようで、
現時点ではEX副将の登用コストはMR副将と変わらないようです。
とはいえ2倍や5倍のバフが発生する確率が同じかどうか不明ですので、本当に同じかどうかは分からないですが…
EX副将の性能・覚醒について
こちらも過去の発表で明言されていましたが、覚醒の段階や育成素材は既存の副将と同じだと言われています。
つまり、最大覚醒は「+7」で、必要となる覚醒丹・神髄丹もMRのときと変わらないことになります。

アバターの場合、覚醒丹の数は少し少なくなりますが、神髄丹が200個必要なのは共通です。
聖MRは覚醒+5の聖霊覚醒スキルがかなり強力なため、覚醒+5でもそこそこ活躍できる副将が多いです。
MRアバターの場合はUR閃までになかった強力なスキル(復活など)が覚醒+7でまとめて追加されるため、覚醒+7まで育てないと活躍が難しいです。

対してEX副将の場合は、覚醒+5がMRと同じく聖霊覚醒スキルとなっています。
覚醒+3と覚醒+7で後述する「領域」が開放されるため、覚醒+7までの開放を目指したくなります。
ですが一旦覚醒+5まででも一定の活躍は見込めそうなのはMR副将と同じかと思われます。

ただ、覚醒+7のスキルも非常に強力です。
これがあるとないとでは性能に大きな違いが出そうなので、基本的には覚醒+7を目指したいのは共通です。
領域の解放もありますので、聖MRよりは覚醒+7の重要度が高いと言えそうです。
EX副将のみが持つ「領域」について
EX副将は全員が「領域」という特別スキルを持っています。
陣営1つにつき領域を1つ設定することができます。
設定した領域に応じて、対応する副将(基本的には職業で対象が決まる)が強化されます。
まだ領域の全貌が見えてきていないタイミングではありますが、
どうやら複数のEX副将によって同種の領域を重ね掛けできるような仕様になっていそうです。
EX劉備の領域を確認すると、陣容内にいる「同じ領域を持つ副将の数」に応じて効果が強力になるようです。
そのため特定の職業のEX副将を集めていくのが1つのセオリーとなりそうです。
EX副将を多く揃えるほど、副将単体の性能だけでなく陣営全体の性能まで差がついてくることになりそうですね…
新副将「神・劉備」の性能
味方武将に対するシナジーが非常に多い副将です。
自分だけでなく味方の武将に対しても致命傷無視を発動できるのは、MR副将にはなかったスキル効果となっています。
味方の範囲攻撃・非範囲攻撃どちらにも対応できるようになっていて、
どちらかに偏っているほど、自分も同じ種類の攻撃を強化できるような性能をしています。
(例:範囲攻撃が強力な陣営なら武魂の領域でダメージを伸ばしつつ、敵に致命傷を与えることで人徳のターンを伸ばして範囲攻撃のダメージを伸ばせる)
復活時に災厄状態の残りターンを短縮することも可能となっていて、
今までの聖MRとも一線を画すような性能となっています。
神・劉備のアクティブスキル

神・劉備の基本的な攻撃:
1000%の物理ダメージ+筋力値16倍ダメージ+攻撃力60%ダメージ
スキル1
体力値最低の味方2名に霧中4ターンを付与
霧中:範囲攻撃と反撃以外の対象にならない
敏捷値最高の敵複数に2回攻撃
攻撃前、有益or聖護を2個解除、病躯1ターン(100%)、即時撃破
(攻撃対象の人数は人徳ターン数+1、最低で2名)
敏捷値が一番高い敵に連続攻撃
攻撃前、敵の有益・聖護状態を2個解除、強襲1ターン(35%)
(攻撃回数は覇業ターン数+3、最低で4回)
攻撃後、味方6名に対して異常状態1つ解除、生気(聖護)4ターン、HPを総ダメージ10%分回復
スキル2
最大攻撃力が高い敵複数に2回攻撃
攻撃前、敵の有益・聖護状態を全解除、封印1ターン付与(50%)、病躯1ターン(100%)、即時撃破
(攻撃対象の人数は人徳ターン数+1、最低で2名)
最大攻撃力が一番高い敵に連続攻撃
攻撃前、敵の有益・聖護状態を全解除、封印1ターン付与(50%)、強襲1ターン(35%)
(攻撃回数は覇業ターン数+3、最低で4回)
即時撃破:残りHP35%未満かつ最大攻撃力10倍以下なら、攻撃のかわりに致命傷を与える
生気:流血耐性+25%
病躯:ターン開始時に付与者HP上限の25%分ダメージ、流血・散漫耐性-50%&解除不可、ターン数経過で減らず復活などで残りターン減少
強襲:ダメージ反射-80%、被ダメージ+60%、攻撃者の最大HPより残りHPが少ないと回避率-60%、武将が優先的に狙うようになる、ターン数経過で減らず復活などで残りターン減少、重ね掛け時はターン延長
神・劉備のパッシブスキル

覚醒+1
攻撃力+80%
筋力値+Lv×400
覚醒+3
HP上限+80%
状態異常耐性+75%
敏捷被ダメージ - 筋力値×4
覚醒+5
戦闘中、筋力値+25%、解除不可の神祇が付与、味方の流血耐性+25%、敏捷ダメ-筋力値×2、攻撃力ダメ‐筋力値×1(残HPが70%未満なら筋力値×2に増加)、自分のスキル攻撃に体力値×5ダメージを追加
神祇:攻撃力+50%、被ダメージ-65%、状態異常耐性+50%
出陣時、自分に定魂(聖護)4ターン、人徳1ターン(「滅尽」の領域共鳴が有効だと+2ターン)、覇業1ターン(「武魂」の領域共鳴が有効だと+2ターン)付与。
定魂:1ターン消費して制限状態の付与を1回無死
人徳:敵からの単体攻撃ダメージ残りターン×10%減少、自分の範囲攻撃で会心率が残りターン数×7%、会心ダメージが残りターン数×14%上昇、ターン経過で減少しない、最大5ターン
覇業:敵からの範囲攻撃ダメージ残りターン×10%減少、自分の単体攻撃で与ダメージが残りターン数×12%上昇、ターン経過で減少しない、最大5ターン
毎ターン行動前、自分と体力値最高の味方3名に雲満(聖護)2ターンを付与
雲満:範囲攻撃ダメージ+60%
味方の援護状態が解除不可、神・劉備が付与した聖護状態は50%で解除無視
味方のアクティブスキルの範囲攻撃で敵に致命傷を与えた場合、人徳+1ターン、覇業‐1ターン、HP20%回復
味方のアクティブスキルの非範囲攻撃で敵に致命傷を与えた場合、人徳-1ターン、覇業+1ターン、HP20%回復
致命傷無視(3回):異常状態を全解除、最大4個の異常+災厄を残りターン‐2、発動時HP80%回復、援護・強峰・雲満2ターン付与
覚醒+7
体力値+Lv×400
状態異常耐性無視+120%
味方武将の筋力値と命中値+15%
攻撃力ダメ-筋力値×4、体力ダメ-体力×1(武魂or滅尽領域を開放済みの味方1名につき体力×1倍分減少量が追加、最大体力値×3)
毎ターン行動前、自身と体力値最高の武将3名に強峰(聖護)2ターンを付与
強峰:非範囲攻撃に対して会心率+35%、物理会心ダメージ+70%
自身が被命中時、受けたダメージの50%分自分と残りHP割合が低い味方3名を回復
味方の武将が致命傷を受けた場合に致命傷無視を発動(2回):異常状態を全解除、最大4個の異常+災厄を残りターン‐2、発動時HP50%回復、援護がなければ援護2ターン、あれば援護ターン+2 & 新生4ターンを付与
神・劉備の領域
神・劉備は武将ですので、味方の武将を強化する領域を持っています。
強化内容は2つの領域に共通で、「攻撃時に神・劉備の体力値×〇倍の体力値ダメージを追加」となっているようです。
覚醒+3では「範囲攻撃時」、覚醒+7では「武将のスキル攻撃時」、それぞれに神・劉備の体力値〇倍のダメージが追加されます。
そして追加される体力値ダメージの量は神・劉備の体力値が基準となっているほか、
「同じ領域を持つ副将の数」によって変化します。
(神・劉備の場合、覚醒+3で開放される領域のほうが追加ダメージが多くなっています。)
| 領域名 | 滅尽 | 武魂 |
| 解放条件 | 覚醒+3 | 覚醒+7 |
| 対象 | 範囲攻撃が命中時 | 武将のスキルが命中時 |
| 同名領域開放済が1名 | 体力値×6 のダメージが追加 | 体力値×4 のダメージが追加 |
| 同名領域開放済が2名 | 体力値×9 のダメージが追加 | 体力値×6 のダメージが追加 |
| 同名領域開放済が3名 | 体力値×12 のダメージが追加 | 体力値×8 のダメージが追加 |
| 同名領域開放済が4名 | 体力値×15 のダメージが追加 | 体力値×10 のダメージが追加 |
例えば覚醒+7で開放される領域を選択していた場合、
武将のEX副将が神・劉備だけなら攻撃者の体力値×4倍、
そこから同じ領域を解放しているEX武将が1名追加されるごとに×2倍ずつ追加されていき、
最大で同じ領域を持つEX武将4名になるまで強化されていくようです。
神・劉備を含めた陣営で領域を最大化させていく場合、
武将で統一するか、範囲攻撃が対象の領域を持つEX副将で揃えていくことがおすすめになりそうです。
既存の劉備は登用するべきか
神・劉備が実装されてガチャに並ぶと同時に、既存の劉備もガチャが復刻することとなりました。
対応する既存副将を持っていると、報酬としてEX副将の欠片(もしくは絆の水引)がもらえる任務が追加されます。
そうなると、EX副将と一緒に既存の副将を登用した方がいいのかどうか…
結論から言うと、既存副将を取りに行く必要はありません。
ですが、「劉備」については別で、登用すべき副将です。
というのも、劉備は育成や陣営によって「最強のバッファー」となる副将だからです。
戦役やボス戦において、劉備は必要不可欠な存在です。
古い記事ですが、劉備の本質はレアリティが上がったりしても変わりません。
他の劉備や鼓舞についての記事なども参考にしてみて下さい。
今後のEX副将との付き合い方
小生が神・劉備の性能を見たうえでの意見ではありますが、
とりあえず領域なども含めて非常に火力が高いため、聖MRよりも一段階ステージが上がったと言えそうです。
とはいえEX副将になったからといって今後やっていくことは大きく変わりません。
副将同士の相性や陣営全体の組み合わせもある程度考えつつ、相性がいい副将が登場したら登用する。
なるべく強力だと思える副将・組み合わせを登用できるように・・・
とはいえ、EX副将が登場したことで、聖MRの優先順位は間違いなく下がったと言えるでしょう。
領域がある副将を優先して登用したいだけでなく、純粋に性能を比較しても聖MRよりもEX副将のほうが強力だと思われます。
そのため、今後はなるべく強力なEX副将のために元宝や水引を貯めていくことになりそうです。
最後に
いかがでしたでしょうか。
今回はEX副将について、そして新EX副将「神・劉備」について解説してきました。
